『印刷業』会社の経営が危ない。将来の事を考えて

私は先月まである印刷会社で働いていましたが、給料面での不満、会社経営の先行きの悪さ、業界の将来性の無さ、など色々考慮した結果退職をしました。

辞めるに至った最も大きな要因は給料面での不満でした。大卒で入社し初任給の総支給は19万円弱、税金などを引かれて手取りは15万円ほどでした。

会社自体小さく、私自身最初の内はそのような小さな会社に入ったのだから給料については気にしないでおこうと思ったのですが、3年間続けても一向に給料は上がらず、残業代や休日出勤手当なども払われないという現実に、次第に不満が募るようになりました。

月平均の労働時間は250時間を越え、手取り15万円で時給換算をすると600円にも満たないほどでした。

社会保険などがあるとはいえ、これだけ時間を拘束されてこの給料では、全く見返りとして釣りあいません。

毎日朝7時半には出社して夜の9時まで13時間以上会社に拘束され、土曜日や祝日などは当然のように休日出勤で、年間休日数は80日以下です。

今は給料が安くても、頑張って出世して給料が上がればとも思っていましたが、会社の上司でもう20年ほど勤務しているという方ですら、給料は手取りで23万円ほどと聞いて、仕事を頑張っても無意味なんだということを痛感しました。

2度ほどその低賃金に不満を持った上司が労働基準監督署に告発して、労働基準監督署の方からも指導が入ったのですが、「残業代が未払い」という指摘に対しては「基本給を下げてその分を残業代として支払う」、「社員が有給を全く消化していない」という指摘に対しては「休日を出勤日にして、そこで有給を消化させる」というやり方でやり過ごし、労働基準監督署の指導が入っても結局待遇はよくなる所が逆に悪くなりました。

確かに給料面や労働条件はかなり悪かったですが、印刷の仕事自体にはやりがいを感じ、また先輩方や後輩も気持ちの良い人ばかりで、そのおかげで何とか続けることが出来ました。

しかし、自分の今後何十年という人生の事を考えると、今の事だけを考えて仕事を続けるわけにはいかないと悩むようになりました。
印刷の仕事をするにしても、もっと労働条件のいい会社を探すなど、色々方法はあると思いました。

会社を辞めようと悩んでいた時私は24歳で、仕事を3年間続けてきて転職の事などを考えると、タイミング的には少し遅いぐらいでしたが、最後のチャンスだと思い、仕事を辞める決心をしました。

すぐに転職をするか、定職には就かずしばらくの間フリーターとして、今まで無駄にしてきた自分の時間を取り戻すか、辞めた時はまだはっきりとはしていませんでしたが、しがらみを吹っ切る事が出来て清々しい気分になりました。

私が会社を辞めた理由は、片道2時間の通勤に疲れたことだけではなかった

私が会社を辞めたのは1年前で64歳でした。その会社は製造業で、4年間勤務しました。定年退職後の第2の人生なので、気楽でもありましたし、体力的にも問題ありませんでした。また海外部門のスペシャリストでもありましたので、ずいぶんと惜しまれて退職しました。

社長は同年齢で友人のようなものですし、また年齢的に若い人が多いので、ずいぶんと気を使っていただきました。従って人間関係などの問題は全くありませんでした。

ところが、この会社の問題は、人間関係にありました。私の人間関係ではありません。会社全体のことです。

この会社では若い人が多く入社しますが、定着率はそれほど高くありません。若いひとたちの退職する理由は、建前では「親の仕事を継ぐ」とか「留学する」とか言っていますが、若者たちとの会話の中では、次のような理由をあげています。

1.会社の将来性が見えない
2.自分の将来性が見えない
3.給与が低い

会社の将来性が見えないので、自分の将来性も見えない、これで給与が良ければがまんもするけれど、安いのでは転職したい、というものです。

この考えは伝染病のようなもので、誰かが言った言葉に若い人たちは感染して、みんな同じことを言います。

ところがよくよく聞いてみると、最大の問題は「人間関係」にあるように思います。単純に言えば、「上司との人間関係」に問題があるので辞めてゆくと思います。その上司は、その上の上司とも関係がよくないのです。会社の将来性にしても、自分の将来性にしても、いつまで行っても、ギスギスした人間関係が続くことが予測されて、退社したい気持ちになるというのが本音のように思います。

この状況は。経営層に問題があるのか、それとも中間管理職か、それとも若手社員か。経営層は、中間管理職に問題あるといい、中間管理職は経営層に問題あるといいます。この問題の最終責任は経営層にあることはまちがいありませんが、いわゆる管理職全体がもっと真摯につきあうべき問題です。

私の4年間の勤務の中でも、何人かの若者が辞めていきました。私は若者たちへ貿易の仕事を教える役割を果たしておりましたが、私が指導をした男の子たちにも辞めた子がいました。この損失は本当に大きなことだと思います。損失とは、採用をしていた企業の側だけでなく、本人もそうですし、指導をしていた私にとっても損失です。

そのように考えてくると、私が会社を辞めた理由には、辞めていった何人かを止めることができなかった、という無力感があったようにも思います。私は当時このように考えていました。

若い子たちが辞めてゆく一番の問題は、「風土」である。ところが「風土」が簡単でないのは、あるひとつの棘を取れば痛みが解決するのとわけがちがう。私は会社に残ったところで、「風土」を変えることは簡単にはできない。しかし私で違う場所で、違う形で「一隅を照らす」ことはできる、と考えたのです。

この考えは今も変わりありません。

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