確かに給料は良いけれども…過酷な銀行員という職業

この春に某都市銀行を辞めてメーカーに転職します。

銀行を辞めて、転職する理由は色々とありますが、今回は最も大きな理由である長時間勤務に絞ってまとめました。
同じ銀行に勤めている私の同僚や先輩・後輩(同年代の30歳前後の人は特に)も同じように思っていることが多いことがほとんどです。

長時間勤務は銀行ならば当てはまっているところが多いかも知れません。

私も銀行に勤める以上は覚悟をしていました。

しかし、現実は想像以上のものであり、覚悟を持っていても体力的にも精神的にも厳しすぎるものでした。

まず、朝は7時30分から全体の会議が毎日あります。

8時50分が定時ですが、もちろん手当てなどでません。

さらに若手の銀行員は「朝練」と称した上司との1対1の会議を、全体の会議が始まる前、7時から行っており、「朝練」の中で「能力がないなら、24時間働け。昨日は仕事の夢を見ましたか?」とか「お前の薄っぺらい人格がお客さんに伝わるから数字が取れないんだ」等の暴言を吐かれ、全てを否定されます。

朝からこんなことを言われて、モチベーション高く一日の仕事ができるわけありません。

朝も早いですが、夜も当然遅く、早くて22時の退社です。

「内部の報告のためだけの資料作り」、「上司にアピールするためだけの資料作り」、「上司が会議で発表する内容を決めるための会議」等の全く生産性のない、1円の収益にもならない無駄な作業が多いです。

こういったものをなくせば退社時間も早めることができると思うのですが、そのような当たり前のことを言えないのが銀行という閉鎖的で昔ながらの空間です。

結局、誰もが無駄な時間を費やしています。

また、仕事ができるようになれば自分の仕事を早く終わらせて早く帰れるようになる…

と思ったら大間違いです。(上司は「お前のスキルが足りないから残業時間が増えている。自業自得だ。」とは言いますが…)

銀行では「仕事の報酬は仕事」という文化があり、自分の仕事をスピーディーにこなせるようになってくると、どんどん次の仕事が与えられます。

(自分の能力が100だとすると、最初に150の仕事が与えられ、その150の仕事を何とか130くらいこなせるようになると次は200の仕事が与えられる…といったイメージです。)

これでは永久に早帰りなどできません。

上司は転勤のスパンが短いため、早く結果を出さなければいけません。そのため、仕事ができないやつを育てようという気はさらさらなく、できるやつに仕事を振ってしまった方が楽なのです。

銀行の悪しき文化だと思います。

それでいて仕事ができる人とできない人との給料の差はそれほどなく、年功序列の風潮が残っているため、優秀な人は精神が病んで会社を休んでしまったり、転職してしまったりしています。

結果として優秀でない人ばかりが残る企業体質となっているため、銀行の将来が心配で仕方ありません。

このような過酷な勤務状況を聞いて、銀行員という職業についてどう思われるでしょうか。

確かにもらえる給料は一般の企業と比べて高いかも知れませんが、人生の大半を仕事に捧げることとなります。

幸せな家庭を築いている銀行員は少ないと思います。(上司を見てもいません。家族から相手にされていなかったり、離婚している人も多いです。)

私の経験が少しでもこれから銀行に勤めようという人の参考になればと思います。

銀行の営業の方法が好きになれずに、銀行を辞めました

私は新卒で銀行に入社しました。就職活動をしているときも、最初は色々なメーカーや企業を受けましたが、最終的に銀行は第一志望になりました。

そのため、銀行から内定をもらった時はとても嬉しかったです。

どんな人の生活にも銀行は今やなくてはならない存在、銀行と一生関わらずに生きていく人はきっといないので、銀行という社会に密着した場所で、私も社会にとって必要不可欠な人になりたい、と就活では言っていました。

実際に入社して配属になった支店は、本当に皆さんいい方で、温かみのある支店でした。

ちょっとお局のような人もいましたが、支店の先輩、パートのおばさま方もみなさん優しくしてくださいました。

これほど恵まれた支店は他にどこを探してもないだろうと、今でも思っています。ですから人間関係には何の不満もありませんでした。

最初は窓口で両替や振込などの対応をしていました。そのあとは新規口座開設や定期預金の支払い、口座の解約、喪失物の対応などをしていました。

仕事を始めて半年過ぎたあたりから違和感を覚えました。

人々の生活に密着しているからこそ、世の中からすればあって当たり前なのだなということに気づき始めました。

だから、銀行の業務で何より大事なのは新たな価値を生み出すことではなく、失敗をしないこと、ミスをしないこと、滞りなく作業を進めることだったんです。

もちろんそういう仕事が必要なことは重々わかっているつもりでしたが、あまり私はそれに対し積極的に頑張ろうと思えませんでした。

なにより決定打となったのは、そのあと私が生命保険や投資信託の窓口での営業の担当になったことです。

特にその気もない、お金を持っているおじいちゃんやおばあちゃんに、保険買いませんか?と声をかけるのです。

声をかけるか否かの判断基準はお金です。その人の環境とか人柄とか思いとかでも何でもなく、ただただ資産の量で私たちは人を判断し、声をかけなければいけませんでした。

お金がある人にたくさん買ってもらう、というのはどんな仕事の営業でも同じだとは思います。ですが銀行の場合、それがあまりにも露骨すぎて私は嫌になってしまいました。

まずは3年やってみなさいと色々な人に言われたり、早すぎるとも言われましたが、これから何をどう考えても私が銀行で働きたい、もっと頑張りたいと思うことは絶対ないなという確信が持てたので、私は1年半で辞めることを決めました。

週5日働くんだったら、もっと自分が楽しいと思えることを仕事にしたいと思いました。

みんな仕事は嫌々ながらもやってるんだ、とも言われましたが、そんなのただの諦めでしかないと思いました。

特に次の仕事を決めていたわけではありませんでしたが、自分に合う仕事が絶対あるはずだと思い、すぱっと辞めてしまいました。

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コメント

  1. 由良 より:

    以前地方銀行に勤めていたことがありますが、やはり長時間勤務はどこも同じですね。
    私は融資担当でしたので退勤時間が他の女性同僚たちより遅かったので、男性職員たちと話す機会が多かったのですが、日付変わる前に帰宅出来ればマシだとよく愚痴を聞かされました。残業は本社規定の残業時間を超過したら残業代の申告は出来なかったですね。
    これで給料安かったら存続できないのでは?と思います。

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