『在庫管理』人としてまともな時間に家に帰りたい

学生時代から付き合いのある彼女。お互い就職が決まり、彼女は地元の東京で就職。

自分は大手メーカーに就職し新潟に配属。最初は遠距離恋愛も新鮮で月に2回程度会うのがちょうどよかったのですが最初にブチ切れたのは彼女でした。

「いつになったら東京に帰ってくるの?仕事とアタシどっちが大事なの?」と迫られました。しかたなく東京へ異動希望を出すも通らず、新潟3年目を迎えます。仕事は順調かと言えば、全くそうでもない。

缶詰メーカーの在庫管理の仕事ですが、月末の棚卸しが合わなければ深夜まで詰められる。もちろん残業代は無し。

入社3年目なのに朝一番に会社に来て、夜一番遅く帰っています。深夜2時を過ぎると自動的に、機械警備のセコムが何をやっているのか見に来るんです。

こんなに深夜に働いて残業無しです。セコムは深夜に働くのが仕事で、昼間は寝ていると考えると辞めたほうがマシだと思い始めてきました。

ただ、もっと遅くまで働いている仕事もあるんです。会社の近くにSE(システムエンジニア)系の会社があるのですが、深夜12時~2時ごろ通っても中に人影があります。

3時にその会社の前を通った時にまだ向こうがやっていたのを見て「勝った」と思わずガッツポーズをしてしまいました。

ただ、こんな生活長くは続けられず、体を壊して遅刻や早退が増えてきました。あくまで欠勤ではなく、遅刻や早退です。休もうとすれば先輩から「這ってでも来い」と詰められますから欠勤はできません。

医者に行ってから行く遅刻。医者に行くから中抜けとかが多いです。

そこへ来て冒頭の彼女のブチ切れ。確かに新潟では女を作る余裕すらありませんので、それだけ求められるのなら東京へ帰ろうかと迷っている日々です。

ただ残業手当は出なくても、所長は頑張りを認めてくれて冬のボーナスは60万を越えました。ボーナスの喜びは一時的。

たまには報道ステーションがやっている時間に帰りたい。人間としてまともな生活をしたいと今は会社を辞める方向に気持ちが傾いています。

レストラン工場のオードブル製作。人参係にご用心。

「お金が貰えるから」という安直な理由で、年末の時期に職を探した私。

知り合いの親が働いているということで紹介してもらい、すぐにでも働けることになりました。

しかし、今は年末。ただでさえ街は慌ただしく動き、新年に向けての準備を進めているわけで…。

しっかり仕事をこなさなくてはと気合は十二分だったのですが、その後、打ち砕かれる、というか、じわじわ溶けていくことになります。

出勤開始日。朝4時に家の近くにバスがやってきます。他にも数人がバスを待っていて、もちろんしゃきっとしている訳もなく、周りにはあくびが飛び交っていました。

乗りこんでも、覇気なし。当たり前です。年末のゆっくりしたい時期に、しかも朝4時にバスに乗って仕事へ向かうなんて。

でも、みんな仕事がしたくて応募したんだろうから仕方ない。一緒に戦う仲間なんだ!…とむりやり自分の気持ちを持っていかなくてはいけないくらい、バスの中は静まりかえり、いびきの音も聞こえました。

「急いでー!」と怒号が飛んだ朝5時。

いやいや、バスが着いてドアが開いた瞬間に言われても、荷物をまとめなくてはいけないし、よしと気合を入れる前に怒鳴られるなんて思ってもいませんでした。

例えるなら、もうすぐ時間がたてば勉強を始めるのに、そのふんぎりをつける前に、「勉強しなさーい!」と母に怒られた時の気持ちに近いのかもしれません。

さて、ここから一気にスピードアップします。

ブーツから工場用の長靴に履き替える玄関は、もう飴に群がる蟻状態で、身動きが全く取れません。

でも、聞こえ続ける、「急いで—!」。そんな中、急げないのに若干急いだふりをして(そういう人たくさんいただろうけど、もう周りを確認する余裕もないくらい、急がなくてはいけなかった。)、更衣室の中に入った。

はい、わかっていますよ。更衣室だって混んでいるんだ。「着替えさせてくれ!」と思って必死に人の合間を縫って進んだのは、最初で最後でした。あれは、戦場です。

やっと辿り着いた工場は、食品を扱うため案の定寒かったです。

そのために持参したカイロをしっかり腰に貼って、レーンが並ぶ工場内を歩いて、自分の場所にたどり着きました。

包装の仕事を任され、最初は何人かでオードブルを段ボールに詰める作業でした。とたんに、「あなたちょっといい?」と腕を掴まれた私。「え、何か悪いことしましたか?」とは言えなかったが、連れて行かれるままに工場のレーンの中へ入って行った。

「はい、今から人参係ね。よろしく〜。」

レーンには色んな担当がいました。

えび、さやえんどう、じゃがいも、揚げ物、煮物、そして私は、人参。突然の人参係任命にとまどいながら、ひたすら流れてくるオードブルに人参を乗せるという、ある意味全く動かない立ち仕事になってしまった。

カイロを貼っている腰からも、助けてと聞こえるくらいでした。

急に連れて行かれるなんて、雑だな、と思っている暇もないくらい「さあ人参を乗せたまえ」とオードブルは流れてきます。10分もすれば、へろへろになりました。

唯一の楽しみは、15分置きに出てくる「手を消毒してください」カード。やっと、しゃがめるのです。しゃがんで、ボールで手を消毒して、手袋を替えて…ああ、このまましゃがんでいたい。叶うなら寝たい。

まだ8時なんだもん。というわがままを実行に移せる訳もなく、入らない気合いを入れて、また人参をがしっと掴むのでした。

その後数日間、人参係とかずのこ係を行き来。

「あなた、よかったら年始からも働かない?」と言って頂いたのですが、もちろん、ご丁寧にお断りしました。いい経験だったんですけど。振り返れば。

あれから数年経ちますが、街中で様々なオードブルを見るたびに記憶がよみがえり、1度も買っていません。煮物の人参に嫌気がさしているのは、言うまでもありません。

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コメント

  1. 中山うに より:

    自分も製造業で、毎日帰りが0時過ぎます。残業代なし。ボーナスもなし。土日は休みですが。
    歯科技工士という、歯医者さんから注文を受けて詰め物や入れ歯を作る仕事です。
    製造業って、長時間勤務が当たり前なのかなと半分あきらめ気分でしたが、記事を読んで、僕だけじゃないんだおかしいと思っているのはと少し元気出ました。

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