翻訳会社がブラックで辞めました

産業翻訳の会社で営業・コーディネーター・チェッカー・翻訳者をしていました。

何が嫌だったかって、残業が多すぎたことです。社長は一日15時間、週7日、月4週間働くことを求めてきました。夜も昼も、土日も祝日も、盆も正月もあったものではありません。徹夜も当たり前でした。

友達との約束を何度破ったか知れません。チケットを買ってあったライブも試合も、何度も諦めました。

親戚が亡くなってお通夜に行きたくて早退させてほしいと頼んだら、社長に「無責任だ」と罵られました。同僚に仕事を手伝ってもらって都合をつけたら、かえって社長が怒り狂いました。勝手に早退できる段取りをつけたから、です。

有給なんて夢のまた夢でした。私用で申請なんて絶対に許されず、「病欠の代わりにしか使ってはいけない」と言われました。でも実際にインフルエンザで倒れた同僚が有給で休んだら、「体調管理ができていない」と怒鳴りまくられました。

要するに社長は社員が仕事をしていない状態自体が許せない人でした。社員が仕事しかできない生活になって初めて安心していました。社員が生活のすべてを会社に捧げないと「会社が損している」と感じるようでした。

そこまで働かせてなお社長は、「お前たち社員を雇っているせいで会社の経営が苦しいのだ」とことあるごとに私たちを責めました。

社長にとって社員の労働はあって当たり前のものなので、対価を払うようなものではないと思われているようでした。「雇う」とは「報酬を支払うこと」だと思いますが、社長にとっては所属させることが「雇う」ことで、無償労働させないと「会社が損している」になっていました。

翻訳会社は一部の大手を除いて零細企業が多いし、競争も激しいし、「誰にでもできる」と思われているので値段は叩かれるしで、私の入社当時まだ起業3年目だった社長は常に追いつめられた気持ちでいたのだろうと思います。

ですが作業をする人間が必要だからと社員を雇っておいて、作業をちゃんとしているのに「お前らなんか雇ってるせいで経営が大変なんだ」と社員を責めるのでは、「じゃあご迷惑だから辞めますね」になってしまいます。ほとんどの社員は1年もたず退職していました。

私も5年半で逃げました。通常業務のほかに新人教育を任され、新人が「こんな会社で働き続けられない」と逃げると、私がちゃんと育てないからだと罵られましたし。

私が辞めた時は社長は「これでベストメンバーになった」と喜んだそうです。その後、私の代わりに雇った人を含め、3ヶ月で3人辞めたそうですが。

私がまだ在籍していた頃、業界の経営者フォーラムで「なぜ翻訳会社のスタッフは定着しないのか」と言うテーマの話があったそうですが、「そりゃ給料は安くて残業がおおいからだろ」とよその会社の社員さんたちと陰で笑っていたものです。

今でも仕事で翻訳に関わってはいますが、翻訳業界には二度と戻りたくありません。

社長の弟が入ってきてから異常になってマニュアル制作会社を辞めました

元々ブラック体質の会社ではありましたが、社長の弟が専務として入社してからどんどんおかしくなりました。

専務は元々全く畑違いの分野で個人経営の事業を行っていた人でした。

その事業が立ち行かなくなり、社長が声をかけて入社してきたのです。

性格的には気さくで良い人だったのですが、一般企業に勤めたことがないせいなのか、驚くほど無神経でいい加減な仕事をしてくれました。

「先にここうやって手を打っておけばスムース」と教えておいても、面倒くさいのか、その時に一番やりやすい道を選んでしまう。

後始末は平社員の我々に押し付ける。

一番キャリアが浅いのに上司だということで気負っていたのでしょうが、どこかから拾ってきたようなビジネス論で部下をこき下ろしてマウンティングする。

社員も頭に来るし、仕事ではトラブルが頻発するしで、社内の空気がどんどん悪くなっていきました。

主任的な立場にいた私と先輩はよく専務と言い合いになりました。

でもそこで出てくるのが社長です。

社長は常に100%、専務の肩を持ちました。

そうせざるを得ない立場なのはわかります。

社長がかばってやらなければ、経験もなく実力もない専務はあっという間に社員に相手にされなくなったでしょう。

それに、自分が入社させた身内であるからには、「この人は仕事ができません」と言外に訴える部下の声を否定するしかない。

また、次々に社員がすぐ辞めてしまう零細企業だったので、「身内だから裏切らない、他に行く所もない」専務は、社長が唯一信頼できる社員だったのだと思います。

専務にここを改善してほしいという前向きな訴えさえ、社長は「お前たちの心得違い」と切り捨てました。
専務についてネガティブなことを言う発言はすべて社長の逆鱗に触れ、凄まじい叱責が返ってきました。

ある時、私と先輩は「やはりこのままではいけない」と思い、社長と専務に話し合いを申し入れました。

話し合いの場は持ってもらえましたが、私たちが期待していたものとは違いました。
結局私たちは厳しい叱責にさらされたのです。

残業時間が過労死レベルを軽く超えていたので、何かでやり方を変えないと人が居つかないと訴えても、こちらの声にかぶせるようにして「無理です」と遮られました。

さらに専務は、これから事業を拡張すると宣言。

「今まで以上に忙しくなるから、そのつもりでね」と言い放ちました。

その横で笑顔で頷く社長。

専務の「積極的な」態度と「建設的な」計画を嬉しく思っているようでした。

悪い冗談のような展開に呆然としていたら、専務からさらに追い打ちが。

「貴方たちは古い社員なんだから、本来なら200万円ずつ事業資金を出してもらいたいくらいだよ。でもそれはしないでおいてあげるから」

私も先輩も平社員です。

会社の株どころか役職手当ももらっていません。

どうして私たちが会社の事業にお金を出すべきなどと言われねばならないのか。

話し合いのあと、先輩は「あの二人は狂ってる。逃げよう」と言いました。
私も同感でした。

その後、先輩と話し合って、私が先に退職。
恩知らずと罵られましたが、なんとか逃げられました。

先輩は辞めさせまいとする妨害を受けて長引きましたが、やはり逃亡に成功。

私たちが在籍していた当時の社員はその後の一年で全員辞めたそうです。

その後のことはよく知らないのですが、会社は潰れることもなく続いている様子です。

聞いた話では、昔は絵に描いた餅だった有給も取れるようになったし、残業もそこまでひどくないとか。

古参を含む社員に次々逃げられて、社長と専務が考えを改めたのだったらいいなと思います。

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