ずっと憧れていたアニメ業界を精神的ストレスで退職することに・・

私はアニメ業界で働いていた。
小さい頃からアニメを見ることが好きで、漠然とこの世界で働けたら、とずっと思っていた。
狭き門ではあったが、運良くあるスタジオで働くことができた。

大好きだったアニメを作る仕事。
とてもやりがいがある、夢がある仕事だと思っていた。

しかしそれは入社してすぐその夢は壊れた。

新入社員はただの小間使いとしてしか見られなかった。
理不尽に怒鳴られる。物のように扱われる。

休憩時間もなく、ご飯も食べる時間もなく、しまいにはトイレさえ行く時間も取りにくい状況。

週休2日?いやいや、1月に1日休むことができたら万々歳。
ひどい時は半年ずっと休みがなかった。

そして極めつけに、給料がかなり低い。

それでもやはり大好きなアニメの仕事。
歯を食いしばって、ひたすら毎日毎日働いていた。

ある日、会議中になんだか体に違和感を覚える。
おかしいな、と思いながら、そのまま続けているとどんどん体が重くなっていく。
気づいたらそこから逃げ出して、トイレにこもっていた。

恐る恐る外に出ると、病院に行けと冷たく上司に突き放される。

医者には、過労とストレスですとしか伝えられなかった。
そして、上司に相談しなければ、と思い電話をした。

「とりあえず2週間ぐらい休んで、話はそれから」と言われ電話を切られる。

今思い出しても、その2週間、自分がどう過ごしたのかいまいち覚えていない。
きっとずっと寝ていたのだろう。

それほどに相当精神的に参っていた。

そしてそこからが地獄だった。

同僚、上司との築かれていた信頼関係がなくなっていた。
最初は心配してくれていた人たちも、一向に体調が良くならない私に対して、距離をとっていく。

どんどん孤立していく自分に焦りを感じ、初めて心療内科に足を向けた。
そこで鬱病と診断された。

今思えば、もう会社を辞めた方が良いレベルなのに、何故か自分は頑張って病を治して、会社に復帰しなければならないとしか考えていなかった。

早く復帰して、やりがいのあるアニメの仕事を続けなければ、と。
しかし自分の焦りとは反対に、周りはもうこいつはダメだ、と見限られ、会社は新人を雇った。

自分の居場所がなくなっていく中、必死にくらいついていた。
何人かの先輩はそんな私を見て、救いの手をのばしてくれた。

アニメ業界というのは、個人の力では何もできない。
信頼関係で仕事を勝ち取る世界だ。

なんとか周りの力を借りながら、何年か頑張ることができた。

そして久しぶりの休みが取れ、家でゆっくりしようとTVをつけた。
するとアニメが流れてきた。

途端に寒気がした。
昔であれば、楽しく観れていたのだろう。
しかし、今の自分には苦痛でしかない。
そう、あんなに大好きだったアニメが大嫌いになっていた。

もう限界だと思った。
そして会社に辞表を出した。

信頼できる先輩たち以外は、当然だという顔をした。

会社を辞めた帰りの電車の中で、自分の中には安堵感しかなかった。
全てから解放され、あんなに心地よく寝られたのは何年ぶりだろう。

それから病は良くなり、新しい職を見つけ、今はとても楽しく過ごせている。

趣味は職業にしてはいけないとよく聞くけれども、確かにその通りだと思う。
今でもアニメを見ると胸が痛むことがある。

見る側から作り手側へ。
一度踏み込んでしまったら決してもう戻ることはできない。
もしこの業界に入るのであれば、相当な覚悟を持たなければいけない。

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