座っていられない!?私が大手保険会社を辞めた理由

<就職のきっかけはお弁当>

「年金についてのセミナーがあるけど来る?」

・交通費、日当あり。
・昼食付き。

それは友人の勤める大手保険会社主催のイベントでした。
お弁当までもらえるなら!と二つ返事でOKしました。

それは保険会社の入社説明会だったのです。

その説明会以後はもう流れるような展開です。
○をつけるだけの簡単な履歴書。
雑談のような面接。

仕事内容を吟味することもなく気がついたら入社式に出席していました。

<10分の壁>

電話のアポとりやアンケート取り、チラシ配布、その成果報告が毎朝、30分ほどの朝礼で行われます。

そこで困ったことが起こりました。

座っていられないのです。

まず5分たつとムズムズして隣の人に話しかけます。
そして10分たつ頃には限界で朝礼を退席。

社会不適合者。

私は、席に着いていることすらできない人間のクズだと思いました。

<無彩色の世界>

保険会社というのは個人情報の管理が最重要項目で、徹底しています。
ピンクの紙は社外持ち出し禁止。黄色は社員同士でも共有禁止。
などなど、、、。

その細かい規定に混乱し、書類を管理することについて考えるだけで頭はいっぱい。
一日が終わるとくたびれ果て帰宅すると倒れるように眠る。
翌日は起き上がれなくなり、欠勤。
これを繰り返していました。

段々と体が壊れ、出勤日数が減り、漠然とした不安と自責の念で過ごす毎日。
いつのまにか感情というもの、それ自体がなくなっていきました。

目の前に広がるのは意味の無い、実感の感じられない灰の砂漠のような無彩色の世界。
ただ、苦しみだけがそこにありました。

そんなゾンビのような私を見かねて友人が言いました。
「もうやめなよ。」

その言葉で涙が出ました。
止まっていた感情が動きだしたのです。
やっと理解しました。

自分は保険の営業はやりたくないのだ。

<おどろくべき原因>

仕事を辞めると世界に色が戻りました。
感情も徐々に回復し、体調も戻りました。

なぜ、私がそこまで病んだのか?

その保険会社がブラックということでもなく、周囲の人も親切で応援してくれていました。
それほどハードな仕事内容でもありません。

ただ座っていられないだけ。
書類の管理の決まりが覚えられないだけ。
原因らしい原因がないので、自分が変人なのだろうと適当に結論付けていました。

ところがある日、見つけたのです。

・長く集中できない、席に座っていられない。
・気が散りやすく、忘れものなどが多い。

それはADHDについての記事でした。

【ADHD】

注意欠陥・多動性障害
・簡単に気がそれる。頻繁に他のことに切り替わる。
・ひとつの作業に集中し続けるのが難しい。
・その作業が楽しくないと、数分後に退屈になる。

神経発達症の一つと言われている。
不注意、衝動性、多動性を特徴とされる。
子供に多いとされるが、成人してもまれに残ると言われている。

まさにそのままでした。

本当に座っていられないのです。
朝礼の30分間をじっとしていることができない。
細かい規定と書類の管理ができない。その意味が理解できずに失敗し、苦しむ。

意味が理解できない。

理性的には理解できるのですが、それを行動に連結できないのです。
頭と体が別行動です。無理やりやろうとすると体調を壊し寝込むのです。

例えば、飛んだり跳ねたりしたい猫の手足を縛り、動かないように固定したらどうでしょうか?
彼らはその縛りつけるという行為を理解できないので暴れるはずです。

そんな感じの苦しみです。

<それが答え>

私はやっと自分がADHDであることに気がついたのです。
それは性格ではなく性質。治るようなものでは無いのでした。

ではなぜ、今までADHDに気がつかなかったのか?

私はずっと漫画家でした。
漫画家の場合、締切までに原稿をおさめてればいいのです。
細かい規定はありません。
席を何回立とうが、何時に仕事を始めようが、終わろうが誰も怒らないのです。

当時の私は漫画があまり売れなかったのを悩み、もっと収入の安定した仕事に転職した方がよいのでは?
と考え、保険会社に就職したわけです。

もう悩むことはないでしょう。
就職をしても生活が安定するどころか灰の砂漠の世界に住むことになるのです。

肉体と精神が病むのです。

変えるべきは自分の性質ではなく、環境です。

<現在の私>

漫画家を続けることに迷いが無くなりました。
生活は不安定なままですが、精神的には安定を取り戻したのです。

私はずっと自分の仕事ときちんと向き合っていませんでした。
だから、転職するか続けるのかという迷いをずっと抱えていたのだと思います。

合わない環境に身を置いてみてやっと自分の仕事の大切さに気が付きました。

人は自分の本来の才能を発揮しているときはあまりに自然な状態なので、そのことに価値を感じないと言います。
自分の持っているもの、なにげなくやっていることに注目してみてください。

そこに思わぬ宝物も見つけるかもしれませんよ。

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