『カフェr』自分の身を守るには辞めるしかないと思った飲食店

カフェの店員として朝は6:30のオープニングから、遅い時は22:30のクローズまで働いていた時のこと。

仕事内容は毎日ルーティンであるものの、スタッフを教育したりまとめる地位にあったために仕事として充実はしていた。常連のお客様とお話しするのも楽しかったし、カフェの仕事が嫌いだったわけではない。

しかし、人手不足からクローズした次の日にオープン時間のシフトに入れられたり、お店の混雑から決められたシフトの時間を延長して残業することもしばしばあった。

おまけに、一度シフトに入れられると、急な体調不良でも代わりが見つからない限り休むことができないというのが飲食業界では当たり前となっていて、実際に副鼻腔炎になり発熱した冬の朝にもお店には行かなければならないというのが非常に辛かった。

それでも自分が行かなければお店が開かないのだから仕方がない。一人足りなければ営業に支障が出るのだから仕方がない。

「仕方がない」から出勤することは「責任」の一つだと思っていたし、飲食業界では納得の上働かなければいけない、そう思っていた。

「仕方がなく、出勤できなくなる事態」が起こるまで辞めようとは思わなかった。

ある日、交通事故にあってしまった。怪我は外則靭帯の断裂が3本、内側靭帯断裂2本で歩行できない状態。全治3ヶ月、歩けるようになるにはリハビリも必要になる大怪我だった。

松葉杖がないと移動もできない状態になった自分は、カフェでできる仕事が何もなかった。出勤するだけで一苦労だが、出勤したところで松葉杖を持っている時点で仕事にならない。

かといって「出勤できなくなりました」では済まされない。自分が出勤するはずだったシフトを埋めなければならないからだ。

流石に事情が事情なので皆シフトにはできるだけ協力的にはなってくれたが、私だって休みたくて休むわけではない。それでも「お店にご迷惑をかけて…」というスタンスで皆に謝りながらシフトを調整してもらった。

それと同時に私は生活費の収入源を失った。

歩けないと、仕事ができない。その状態になっても「迷惑かけて」と思われるだけで何の保証もない。飲食店とはそういうものだった。

「歩けなくなる」なんて想像もしていなかったことが起こるまでは気づかなかったけれど、これは私にとっては非常に致命的な出来事だった。

おまけに治療費やリハビリにもお金がかかるし、生活も収入0では当たり前だがままならない。

私は座ってできる仕事を探した。幸い飲食店は正規雇用ではなかったので籍を置いたまま掛け持ちが可能だった。

落ち着いたら退職手続きをすると決めて、私は新しく座ってできる仕事を探し、それまでは母親に協力してもらって生活をした。

歩けるようになった頃、お店に一度復帰したがシフトインする時間を減らしてもらい、後輩に仕事を徐々に引き継いでいって退職した。ここでどんなに貢献したところで、私の身は守られなかった。

何か万が一が起こった時、お店は助けてくれないし、でも責任は果たせと言われる。正規雇用でなければ仕方がないとはいえ、店長代理のような仕事までしていただけに、待遇のひどさには少し腹が経った。

自分の身は自分でしか守れない。

それ以来、収入保障の保険に加入お検討するようになり、飲食店で働くのはやめようと思った。

ボーナスなし!給与もカット!金がないから人を雇えない!負のスパイラルに陥った飲食店

某有名ファーストフードのフランチャイズ会社に入社した私。

はじめは順調に仕事を覚え、フランチャイズの店舗数も増加。非常に忙しい毎日を送っていました。

入社3年目にして、新店舗をグランドオープンするという、会社にとっての大イベントがやってきました。

当時店舗責任者だった私は、グランドオープン店舗のために人や資材の確保に奔走し、ついにグランドオープンの当日を迎えました。

しかし、そこで私たちは現状に驚愕します。初日を終え、店舗のセールスを確認していると、「売り上げが想定の3分の1以下」だったのです。

グランドオープン初日ですから、想定よりも客足が伸びなくても仕方ありません。しかし、売り上げ不振はその後も続きました。

当然最新の機材を備えた店舗、フランチャイズ本部からのマーケティング結果をもとに、銀行も融資を実行してくださっています。

その本部のマーケティング調査の段階で、想定される売り上げを高く見積もりすぎたのです。

当然融資してもらう以上、返済は必要です。売り上げが低くても返済は続きます。私たちは会社一丸となってグランドオープン店舗のマイナスを、ほかのグループ店舗で補うように努力を重ねました。

しかし、社長は人件費削減のため、従業員の給与を減額。そこから新店舗のオープンに反対していた人達の不満が爆発します。

実は、店舗のグランドオープンの話は、本来別のフランチャイズに提案される案件だったものを、その会社が採算がとれないと提案を断り、それにあせった営業担当から指名されたのが、私たちの会社だったのです。

当然、その事実をしっていた上層部は反発していましたが、社長はそれを押しのけグランドオープンを実行。その結果、従業員の給与をカットをするところまで、会社の資金繰りは悪化してしまったのでした。

当然利益がありませんから、ボーナスはカットされ、人件費の徹底したカットが行われました。

飲食店を経験された方はご経験があるかとおもいますが、人数を極端に制限されると、店舗の運営に支障がでます。

本来取れるはずだった利益すらも、逃してしまいます。利益を上げたくても人を雇えない、最低の状況になってしまったのです。

当時店長となっていた私もほかの店長と人件費の確保のために社長にかけあいますが、一切無視。まったく相手にしてもらえない状態でした。

人が雇えない以上、店舗の運営もすべて限られた人数で行わねばなりません。労働時間も必然的に伸びていきます。

一日中働いていることなんて当たり前になっていた頃、東日本大震災が起こりました。

私の住んでいる地域は大きな揺れが何度かあった程度で被害は少なくすみましたが、当時結婚し、子どもを授かっていた私は、家に妻と子どもを残して、ほぼ一日中家に帰らない生活をしている自分に、嫌気がさしてしまいました。

もし万が一のことがあったときに、このままでは妻と子どもも守れない。そう感じた私は、飲食店をやめることを決意しました。

退職後、元上司とは何度か連絡をとっていましたが、ついにグランドオープンした店舗はフランチャイズ本部に返還が行われたそうです。

とはいえ、今でも人不足のため、過酷な労働環境は変わっていないそうです。

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