真っ黒な病院事務、男性職員の当直監獄

病気を患った人が病院で治療をし、元気な姿になっていく。患者である時は、自分自身のことで精いっぱいであり、健康的にしゃべる職員を妬ましく思ったこともあった。

体調が悪く気分が優れないというのに、受付職員同士で楽しい世間話をしている。そういう一面だけを見てしまえば、現実すべての病院業務がホワイトに感じてしまう。

だからこそ、病院という業務に初めて携わった人間として思うのだ。

「患者の方が元気だ」

診療所ではない大きな病院では、夜間対応をする病院も多いだろう。私が勤務したのは、そんな病院だった。

「夜勤は大丈夫ですか?当直がありますけど、問題ありませんか?」

そんな面接を受けた記憶があった。期間工として働いてた自分には、我慢できる範疇だと思った。夕暮れに出勤し、朝帰宅する逆転の日常も、一休みすれば、まだ頑張れる。そう思っていた。

だが、違った。当直という意味を履き違えていた。

勤務の後に、病院の当直が待っている。あるいは、当直の後に、病院勤務が待っている。あるいは、その両方かもしれない。

朝働き、夜は電話対応をする。そして、また朝働く。一日中病院に籠る姿は、まるで実家を恋しがる入院患者のそれだ。

ただ違うとすれば、我々には帰る自由がないことだ。例え健康になっても、あるいは病気になっても、誰かが病院で対応しなければならない。

それに加えて、病院はサービス業だ。患者のクレームを常に耐え忍ぶ、頑丈な心が必要なのだ。看護師のミス、患者のミス、そして自分のミス。それらが、いつどこでかで影響して、毎度ひらあやまりをする。

患者は病気なのだ。平日を休み、高いお金を払って治療をする。通常の人たちではない。通常の神経ではない。

第一声に罵声、次に金を返せ、最後に至っては、病気のせいにする。

一年も経たず、私は電話恐怖症になり、不眠症となった。いつも半覚せい状態で、些細なミスが大きなトラブルを生む。

負のスパイラルとはよく言ったものだ。

体調が悪くなってから病院に診てもらえば…、そう簡単な思考だったことも事実だ。

しかし取り除く原因が、そもそも病院業務そのものにあるとすれば、いったい我々はどこで治療すれば良いだろう。

辞める決意をする時いつも上司に言われる。「誰が患者を診るんだ!」

今日もどこかで救急車のサイレンがなる。自宅にいる私は、いたずらに眠れぬ夜を過ごす。

さぁ、今日は当直だ。次に眠れるのは、二日後か、それとも…

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コメント

  1. 夜な夜な より:

    この気持ちわかります。私も病院の夜勤当直をやっていました。私は、大晦日も、正月三が日も当直をしていました。サイレンや電話、嫌ですよね。

  2. レイア姫 より:

    病院の事務は期間工よりも大変なんですね・・・
    患者のためとはいえ、職員に負担を強いるようなシステムだと、結局いいサービスは生まれてこないですよね。

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