身分の保障された公務員でも辞めたくなりました

人の役に立ちたい、それが公務員を目指した一番の理由でした。

民間企業であればどうしても会社を存続していくために、利益を出すことを目的にしなければならないのではないか、損得を考えずに働きたかったのです。

実際に入ってみると、できることはお金が出せるかだせないか、ということにつきます。

なにか新しい施策のようなものは、前例がないからという理由でなかなか認められません。

最初から補助金や分担金がもらえなければ、役所など意味がないというスタンスでこちらを見る方も多くおられました。

もしくは役所はどうせお金を出して終わりなんだろうと、期待をしていなかったのだと思います。

また、給付は申請主義に基づいて行われるので本当に必要だろうと思われる方に申請がないという理由でお金が行かなかったりという虚しさを感じることも多くありました。

すばやくきめ細やかな支援は、しがらみがない民間の方やNPОなどの団体の方が行えるようで、役所は後追いで真似をしたりやはりお金で支援したりという状況でした。

また、他の方も言われていますが、公務員は9時5時という職場がある反面、驚くほど激務のところもあります。

しかし勤めている人の中には安定だけを求め、そんな人は9時5時でないと文句を言ってずっとそのような職場ばかりを転々として安穏としたり、自分の事務分掌以外のことは絶対やらなかったりという、自分の権利だけ主張する人がかなりの割合でいます。

そのしわ寄せをくらうのはまじめで責任感の強い人たち。

権利だけ主張する人たちが上手に計算して、給料に支障がでないように休むと、周囲の人たちはフォローのために2倍3倍と働きます。

ギリギリの人数でやっているのにそのような働き方をし、また定時外に冷暖房や明かりを使うことは許されないので冬は寒さを、夏は暑さをこらえる効率の悪い環境で過ごします。

でも外からみれば、そんな頑張る人たちよりも定時に帰ったり遊んでいる人の方が目立ちますから、「公務員は楽だ」と思われてしまうのも悔しかったです。

でも、身分が保証されていますから、そんな人をやめさせることもできません。

またそんな人ほど、自分の身を守ることには頭が働き、必死でしがみつくのでやめません。

むしろ、頑張った人の方が辞めていくのです。

正直者がバカを見る、大きな声を出す人が勝っていく、そんな状態が自分の職場の中でも仕事でも散見され、次第にそれに慣れていく、それがなんだかつらくなりました。

理想かもしれないけれど、頑張った人や志のある人が報われる、そんな世の中であってほしいです。

仕事にやりがいと目標が見出せず、地方公務員を辞めました

私は、大学卒業後、東京の地方公務員として働き始めました。

公務員を志した理由は、定時で仕事を終えることができるイメージがあり、アフター5(平日の仕事終わり)を充実させやすいと思ったからです。

それと、特に「○○がしたい」という仕事へのこだわりや夢がなく、無難なイメージのある公務員を選びました。

公務員なら、とりわけやりがいや面白味を感じられなくても、逆にノルマなどがある営業職と違って過酷さもなく、誰でも、私でも、勤められると思ったからです。

実際、働き始めると、「公務員=残業なし」というのは世間の(私の?)勝手な思い込みで、定時であがれる日はそう多くありませんでした。

仕事に就く前は、仕事に慣れてきたら、何か習い事を始めてアフター5を謳歌しようと考えていたのですが、そう都合よくいかなかったのです。

また、たまに定時であがれた日には、疲れがたまって直帰してしまう日々でした。

そんな風に、平日は想像とは違うリズムの生活でしたが、休日は確実に休めたので(部署によっては休日出勤のあるところもありましたが)、学生時代の友人と久しぶりに会ったり、誘われた飲み会に参加したりして、楽しく過ごしました。

しかし、社会人になってからの食事会や飲み会で必ずと言っていいほど聞かれる「今どんな仕事をしているの?」「今の仕事の中でやりがいを感じるのはどんな時?」という質問に、次第に焦りや虚しさ、このままでいいのかという疑問が私の中で生じ始めました。

一口に公務員と言っても、色んな仕事があります。

私は、窓口業務が主要な部署に配属されたので、毎日接客業務(電話応対も含めて)が主な仕事でした。

しかし、民間企業と違うのが、接客する相手がお客様でななく、都民・区民ということでした。

民間企業であれば、自分の仕事の一つ一つが会社の業績につながっているんだとか、お客様のニーズをくみ取りよりよいサービスを提供したいとか、目指すべき方向が明確な分、目標ややりがいも持ちやすかったと思います。

しかし、公務員の場合、例えば「○○の書類を下さい」という都民・区民の方を相手に、よりよいサービスを提供すると言っても限度があります。

相手のニーズが簡潔であるため、笑顔で対応する、適確で迅速な対応するという基本的なことを心がける以外に、相手のニーズを探るなどの高度なサービス提供を目指しにくい仕事内容でした。

また、自分の一つ一つの仕事が、直接都政・区政にどのように関わっているのか、どのような点で役に立てているのかのイメージも持てませんでした。

もともと、アフター5を充実させたいという理由で公務員を目指したので、仕事にやりがいが感じられなくても仕方がないんだと何度も自分に言い聞かせましたが、友人との食事会や飲み会で志を高く持っている人たちの話を聞く度に、目標もやりがいも持てずにいる自分の状況に焦りや虚しさを感じ始めました。

そして、もっと専門性のある仕事に就きたいという気持ちが高まっていきました。

「どんな仕事をしているの?」と聞かれたら、「私は○○の仕事をしていて、△△な部分で人の役に立てている」とはっきりと述べることができる仕事がしたい。

「今の仕事において、もっと○○したい」と明確なビジョンを持てる仕事がしたい。

そんな願望が私の中でどんどん大きくなり、その三年後、あるビジョンが定まり、公務員を辞めた次第です。

二児の母となった現在、当時は気付かなかった公務員の魅力をひしひしと感じています。

公務員を辞めたことに後悔はしていませんが、仕事と家庭の両立をしやすいという、未婚だった当時の私には見えなかった公務員の魅力に気付き、結局は自分が仕事に何を求めるかという軸をしっかりと就職活動の時に見定めることが大事なのだと今は思っています。

当時は薄っぺらいと思ってしまった「アフター5を充実させたい」という志望動機も二児の母となった今ではやっぱりありだと思うし、仕事で○○を達成したい、仕事と家庭を両立させたいなど、自分のライフワークの着地点をしっかりと見定めることができれば、どんな仕事も「やりがい」を感じられるのではないでしょうか。

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