仕事で旅行に行ける!ツアコンの裏側



大学を卒業して新卒で、旅行会社に就職し添乗員になりました。

添乗員・ツアーコンダクターといえば、仕事で旅行に行ける、会社のお金で旅行に行ける、という印象が強いかと思います。

確かにその通りではあります。

しかし、ツアコンは大変そう、という印象を持たれている方も多いかと思います。

では、ツアコンの仕事が具体的にどのように大変なのか、お話ししたいと思います。

まず初めに、給料面です。

私の会社では、完全歩合制でした。

一番高い時で手取り23万円ほど、仕事がないときは0円です。

旅行業は、繁忙期と閑散期があります。

仕事の実力があったとしても、閑散期には収入がない、ということは十分にありえる不安定な仕事です。

2つ目に、時間がとても不規則です。

もちろん、事務職のように定時に出社し定時に帰宅する、ということはまずありえません。

添乗員の仕事も、ツアー、修学旅行、慰安旅行、イベントの手伝い、それに伴う打ち合わせ、と多岐に渡ります。

例えば国内ツアーの集合時間は朝7:00頃、添乗員はその1時間前〜30分前には集合場所着いていなければなりません。

当然ツアー終了までお供するわけですから、早朝から働き、夜21:00頃まで拘束されている、ということがざらにあります。

国内ツアーはまだ良い方です。

修学旅行・慰安旅行では、山の奥の方までバスでお客さんを迎えに行くにあたって、夜中の3:00に出発することもあります。

その前日に、23:00頃までその仕事について打ち合わせをした後にです。

寝る時間がない、ということが、繁忙期には多発します。

最後に、こちらが私が添乗員を辞めたきっかけですが、添乗員はいくらでも代わりがいるただの駒であるということです。

とある繁忙期の1日に富士山に登るツアーの添乗がありました。

事前に会社で富士登山研修を受けるのですが、その研修で、前日にしっかり寝ないと高山病になる恐れがあり、高山病は死に至る場合があるので特に注意すること、と習いました。

しかしながら私の富士登山ツアーの仕事前日には、しっかり夜まで仕事が入っており、しっかり寝ることなどとてもできませんでした。

案の定、5合目から軽く吐き気があったものが、8合目に着いた時に完全に高山病になってしまい、8合目で山小屋に料金を払って領収証をいただく際に宛名を細かく指定しなければならなかったものの、指定する余裕などなく、一部誤った宛名で領収証を持ち帰ってしまいました。

高山病になって、目の前がぐわんぐわんし、激しい吐き気に襲われ、頭痛もひどく、確か研修で高山病は死ぬことがあるって習ったけど、私死ぬのかなと思いました。

しかし、一緒に登山した登山ガイドさんに薬をいただいたりしてなんとか回復し、無事富士登山ツアーを終えることができました。

その翌日朝9:30に会社に出社の上ツアーの報告と清算がありました。

上司に高山病になったこと、領収証の宛名が一部違うことを報告しました。

上司の開口一番が、「では、始末書を書いてください。」でした。

私はこの会社の研修で、高山病は死の可能性があると学びました。

前日に夜まで仕事が入りましたが、こちらは会社の指示で、私に拒否権はありませんでした。

当然のように、当日高山病になりました。

帰ってくると、「大丈夫でしたか。」の一言もなく、「始末書」。

私はただの駒であるんだ、仮に仕事をしていて死んだとしても「残念」でかたずけられてしまう、と実感し、添乗員を辞めるに至りました。

私が添乗員を経験したのは、たった一年間です。

もっともっとたくさん、たいへんなことはあると思います。

私の体験はそのごくわずか一部です。

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コメント

  1. さくたろ より:

    添乗員という仕事がこんなに大変だとは知りませんでした。
    拘束時間…考えてみればそうですよね。
    会社の上司が部下の体調を気遣わないというのは本当に恐ろしいです。

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