白い巨塔的な大学病院の看護師として働き、医療の闇を見てしまった

20年近く前のことですが、ある大学病院に勤務していたことがありました。当然のことながら医療のレベルは最高で、個々の看護師のレベルも素晴らしいとは思っていました。

私は中途入職でしたので、その大学病院の附属看護学校の出身ではありませんでした。まずはそこから同僚や先輩看護師の突っ込みが始まりました。

大学病院では医師の派閥がよく見受けられるものですが、看護師同士の中でもあります。病棟師長と主任の派閥、お局看護師の派閥…私はどの派閥にも属せず、黙々と業務をこなしました。そんな私の姿は同僚・先輩看護師達の目にはとても厄介な存在に見えたようです。イジメはすぐに始まりました。

私が書いた看護記録がまずいと書き直しを命じられることはしょっちゅうでしたし、本来なら看護師がやらなくてもいい業務まで押し付けられました。

日勤なら17時に終業のはずが残業を強いられ、日付が変わる頃まで病棟を駆けずり回ることもしばしばでした。

ある日、私は糖尿病を併発していた患者さんの担当をしていました。その患者さんはインシュリンという薬剤の点滴を24時間持続で受けていらっしゃり、私はその管理をしていました。

まず、患者さんの点滴が開始されるのに伴い、輸液ポンプという点滴を適量ずつ入れるための医療機器を求めましたが、他の悪意ある看護師によって倉庫から全ての輸液ポンプが隠されました。仕方がないので、クレンメを絞る形で点滴の調整を行っていましたが、事件はその時に起こりました。

先程に始めたはずのインシュリンが、時間もたたない内に全て患者さんの体内に注入されてしまっていたのです。急速にインシュリンが体内に入ることは大変危険です。その患者さんは低血糖発作を起こし苦しみました。私はしっかり点滴を絞り管理していたので、そのままでは急速に点滴されるはずもなかったのです。

私は自分で医療事故を起こしてしまったと責任を感じました。そしてその患者さんにお詫びを入れに行った時、その患者さんの証言を得ることが出来ました。「他の看護師さんが点滴を触っていた。」と。私は点滴を触ったというその看護師に詰め寄りました。

するとその看護師は薄ら笑いを浮かべて、「あなたがミスを犯したことになっている」と言いました。私が憎ければ、私に直接言えばいいし、悪事を働けばいいのに、その看護師は私が憎い余りに、よりによって患者さんを命の危険に晒すようなことを仕出かしたのです。許せないことでした。

私という邪魔な存在が、患者さんを危険に晒す位なら、辞めた方がいいと判断し、私はすぐにその大学病院を退職しました。職場を失うことはとても苦しいことでしたが、一方でそのような行動に移せる看護師の存在を知ったことは衝撃的でもあったし、そんな職場は間違えていると思ったのです。

そういう意味では、その看護師の質は最悪で、そんな看護師を使っている病院の体質そのものも疑わざるを得ないものでしょう。

その頃、私はまだまだ未熟で若かったです。そんな大きな障壁に立ち向かう力はありませんでしたから、退職して正解だったと思います。

最近ではどうか知り得ませんが、医療機関によっては、未だに因縁めいたものが渦巻くドロドロとした場所があるのかも知れません。

しかしながら、医療従事者とはあくまでも私情を差し挟むことなく、患者さんの為にその職務を全うするべきものではないでしょうか。

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コメント

  1. ルーク より:

    いくらなんでも酷すぎます。
    そんなところには入院したく無いですね。

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