残留が多くて自衛隊を辞めたい

ぼくは四年ほど普通科連隊というTHE自衛隊という部隊で働いていました。

その中で「自衛隊を辞めたいなぁ」と思ったことは数知れずあります。

自衛隊という組織は憧れて入ってくる人もいることにはいるのですが、少数です。

実際の入隊動機は就職先がなかったので、試験が簡単な自衛隊ならいけるだろうという感じで入隊してくる人がほとんどです。

そんな気持ちで入隊したぼくなので、辛いことがあるたびに辞めたいなぁと思っていました。

その中でも、自衛隊にある残留という制度のせいで何度となく「辞めてやる」と思わされました。

ほとんどの人は残留という言葉を聞いたことがないと思います。

残留とは自衛隊や消防、警察などの治安を守る組織には必ずといって良いほどある制度で、行動制限の事を指します。

ただし、自衛隊の場合は独身者は駐屯地の中で生活しているという性格上、その行動制限の及ぶ範囲は駐屯地の外には一歩も出てはいけないという外出制限という形になります。

消防や警察なら外出してもすぐに帰ってこれる距離までなら大丈夫なのですが、駐屯地を柵で囲われた自衛隊という組織にはそれがありません。

ひどく窮屈な生活を強いられるわけです。

特に、自衛隊一年生である新隊員はその制度の影響を強く受けます。

体育会系組織である自衛隊・・・消防や警察と比べると出動の可能性が極端に低いのでそこまで「いざっ」ということがないので、仕事がわかっていない新人ばかりが待機要員として駐屯地にいても問題ないということなんでしょうかね。

ぼくは同期入隊する隊員が極端に少なくて、残留を人一倍多くつくことになりました。

半年の間に外出できたのは5日間だけ・・これは正直人権問題なんじゃないだろうかと思うほどです。

さすがに、ずっと駐屯地から外に出ることができないと自衛隊を辞めたいなぁ、そのように考えることが多くありました。

自衛隊の常識は非常識と言われます。昔に出た本には『大人の幼稚園自衛隊』なんて本があったりもします。

それだけ自衛隊は世間と乖離があるってことなんですが、転職を考えているならしっかりと情報集だけはした方が良いですよ。

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『レンジャーからの原隊復帰』俺なんて自衛隊にいなくても良い

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私は夢を持って自衛隊に入隊しました。

日本の平和を守って、身体も鍛えられて、お給料までもらえる。

最近だと「自衛隊に入った」と話せば良い反応をもらえる。

そのような動機で自衛隊に入隊しました。

高校は進学校だったので、指定校推薦で関東でも有名な私立大学だったので周りの人からも「せっかく良い大学に入ったんだから、自衛隊ってナンセンスなんじゃない?」そんなことを言われても自分の夢を追っての入隊です。

自衛隊の試験は簡単でした、教育隊もそこまで厳しいとは思いませんでした。

部隊に配属される前から自衛隊でも過酷な訓練だと言われている「レンジャー」を希望していました。

レンジャーを希望した理由は「本当に戦うためには、厳しい訓練、必要な技術を学ぶ必要がある」そう思ったからです。

レンジャーは想像以上に厳しかったです。

レンジャーは大きく二つの訓練で構成されているのですが、少し説明をしていきます。

  • 基礎訓練
  • 行動訓練

この二つです。

基礎訓練は主に駐屯地内で行われる体力調整や座学など山にあがるまでに一通り抑えておかなければいけない訓練内容になります。

この期間はひたすらに肉体を苛め抜きます。

レンジャー助教からの圧力も半端ないものがあります。

毎日罵声を浴びせられ腕立て伏せ、屈み跳躍、足上げ腹筋などで肉体をいじめられます。

毎日のようにハイポートをさせられ、集団から遅れだすと罵声・・

この基礎訓練で私のレンジャー同期は精神を病み欝になりました。

でも、私はこの基礎訓練を乗り越えることができました。約6週間ほどの厳しい訓練でしたが、耐え抜きました。

次に行動訓練が待っています。

行動訓練は一つの大きな作戦を9つに分解した想定というものをひとつずつクリアしていく訓練です。

一つの想定は3日ほどで終わり、それが終わると体重が5キロから7キロほど落ちるような過酷なものです。

私はその7想定目で脱落しました。

「これ以上は訓練を続けたくない」、身体がそう悲鳴を上げるのです。

「みんなと最後まで一緒に訓練を続けたい」その気持ちがあっても、身体が拒否反応をおこして動かなくなり、原隊復帰をしました。

辛い体験でした。

それ以降、夢を持って自衛隊に来た私でも自衛隊そのものが嫌になりました。

これ以上自衛隊にいても私が活躍する場面はない。

いっそのこと自衛隊を辞めてしまえば、楽になるだろうと考える毎日です。

私は既に陸曹教育隊を卒業して、望めば定年まで自衛隊に勤めていくことも可能なのですが、レンジャーを脱落し帰った私はこれ以上自衛隊で飯を食っていくことに引け目を感じています。

今はどこかに就職して、第二の人生を模索しています。

レンジャーは陸上自衛官なら一度は憧れたことがあるかもしれませんが、本当にやりぬことができる人以外にはおすすめできない訓練です。

もし、あのときレンジャーを志さなければ定年まで楽しく充実した自衛隊人生をすごせたのではないかと思っています。

参考:任期制自衛官の再就職|わざわざ就職援護で転職しなくても良い

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コメント

  1. siigoto より:

    自衛隊辞めたい・・・

  2. ブラもりた より:

    自衛隊は、過酷で辛そうなイメージがありましたが、やっぱりそうなんですね。不祥事や問題が起こるのも無理はないのかな。

  3. ますくん より:

    わたしは自衛隊にあこがれを持っていましたよ。実際には違う仕事につきましたが。そうなんですかあ。たいへんなんですね。

  4. 龍寺 より:

    小学生の頃、僕は自衛隊に憧れてました。しかし、自衛隊は体力が重要視されるので体力が無い人は無理かなと思い、諦めました。

    外出制限があるのも初めて知りました。
    自衛隊は体力的にも精神的にも大変だなと思いました。

  5. tata1891 より:

    これは、辞めたくなる気持ちというか、自衛隊の人、よく耐えてますね…。

    大切なご職業なのに、このような扱いを受けていたのは驚きです。

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